「失敗は自信の元」
仕事柄「モノを捨てて後悔したことはないですか?」と聞かれることがあります。
あります、ありますよ~(笑)
あぁ、あの子供のTシャツ、捨てたんだったっけ、とか。
スタンプ台、捨てちゃったっけ?とか。
あのマグカップ、捨てたんだっけ、とか。
でも、意外と困らない。
子供のTシャツは別に他のTシャツでも問題なかったり、スタンプ台は100均で必要な色だけまた買い直そう、とか。
捨てて大ごとになるようなことは経験していません。
逆に「結局何かで代用できた」とか「アレが無くても結局なんとかなるんだなぁ」という自信に繋がったりします(笑)
今現在使っているスマホとか、預金通帳とかお気に入りのお皿とか。
人間本当に必要なモノはまず「捨てよう」という発想にならないので手放したモノは実は「なくてもなんとかなるモノ」ばかりなのです。
そしてついつい捨てたモノ、後悔したモノ、にフォーカスしがちですが、実はその陰で沢山の「モノを捨てている効果」もあるんですよね。
例えばそのTシャツを捨てた時には他にも大量に子供の服を捨てていて。
それらは「なくなっても何も問題がなかった」。
むしろ少なくなったから子供も服を選びやすくなった。
私もきちんと全体量を把握、管理できることで「着ないままサイズアウト」する服がなくなった。
(昔はバーゲンで買っておいて存在を忘れていた服とか、ありました 笑)
スタンプ台は。
一時期色々と集めていて10個近くあった。
けれどもそれを全部手放して「今、本当に必要な1色」だけを買い戻すことでスペースの大幅な省略になったり。
マグカップだって数が減って奥の方のモノが取り出しやすくなったことで「あのカップ使おうかな…。でも奥から出すの面倒だからまた今度でいいや」という持っているのに使わない悲しい現象がなくなりました。
・モノはなくてもなんとかなるという度胸
・「存在を忘れて使う機会を逃す」という損失がゼロに
・保管スペースの大幅な節約に成功
・「持っているのに面倒で使わない」という非生産的な状態に終止符!
・スッキリした状態を維持したいからモノを買うのに慎重になる
いらないモノを手放すことでこんなにプラス面があります。
そして何より一番大きいプラスの変化は「毎日気持ちよく暮らせる」ということ。
モノが少ないからサッと掃除ができて探し物もない。
部屋の景色もザワザワしていない。
「片付けられない」というストレスもゼロに!
これが毎日続くならば子供のTシャツ一枚、スタンプ台数個、景品のマグカップの金銭的価値よりずっとずーっと価値がある。
そう思います。
だから片付けにおいて「失敗は自信の元」。
1つ2つの小さな失敗、買い戻しなんて大きな目で見れば結局は自分の「片付ける力」を育てることになっているはずです。
失敗から学ぶことはたくさんある!
手放すことは怖いことばかりではない。
心地よい暮らしへの第一歩だと思っています。
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