自転車や車には、ブレーキランプは点灯するけれどブレーキは掛からない「遊び」の空間がありますね。
「遊び」がないといきなり急ブレーキがかかってしまい、中の人は大きく衝撃を受け、後続の車は追突しそうになってしまいます。
つまり「遊び」は「余白」。
余白があるから、余裕を持って止まることができるんですね。
実は収納も「遊び」が大切。
モノを詰め込むならば余白をある程度残しておかないと、ちょっとモノが増えただけでたちまち収納システムがパンクしてしまいます。
生きていれば、持ち物は流動的に変わるもの。
一時的にモノが増える事は、よくあることです。
その時に「遊び」の部分がなければ、その変化に対応できない。
「上手な収納」というのは実は「空間をムダにしないようどれだけ詰め込めるか」じゃなくて「どれだけゆとりを持った臨機応変な収納空間にできるか」です。
長く、無理なく続けられる収納システムにするためには余白がとっても大切なんですね。
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